卒業式に袴を着るのはどうしてですか。違う着物でもいいですか。
卒業式に袴を着るのはどうしてですか。振袖を着てもいいんですよね。このようなご質問をいただくことがあります。
振袖は未婚女性の第一礼装ですので、卒業式に着ていくのになにも問題ありません。「卒業式でしか着る機会がないから」、「卒業式に着ると言ったら袴だと言われた」といった理由が多いかと思います。
他にも‥
1.振袖は成人式で着たし、友達の結婚式でもまた着る機会がある。
2.卒業式は事務手続きなど煩雑で動きやすい方が良い。
3.謝恩会は振袖着るので卒業式は袴にする。
4.振袖のレンタルより価格が安い。
5.はいからさんが通るのイメージがある。
袴と女学生の由来としては、明治初期に女学校に通っていた生徒たちが男性用とされる袴をはいていたようです。当時、袴は男性用とされており、宮中以外の女性が身につけることはありませんでした。女学生の制服が本格的に袴に変わっていったのは、明治22年頃。股が左右に分かれていない、すとんとしたロングスカート式「 行灯袴(あんどんばかま)」「女袴」が考案されました。
髪型や履物、バッグなども古風な感じから洋風にもアレンジ出来て、着こなしの幅が広いのが袴の魅力です。卒業式しかなかなか着る機会がありませんので、機会があれば、ぜひ試着してみてください。可愛くて、動きやすくて、とてもおススメですよ。
まとめ
今回の「卒業式に袴を着るのはどうしてですか。違う着物でもいいですか。」は参考になりましたでしょうか。
着物には長じゅばん、袴には帯がセットで付きます。
卒業着物 8,000円~38,000円
卒業袴 8,000円~17,000円
足袋や肌着、着付け小物も各500円でレンタルできます。
小物レンタルセットもおすすめ!当日の着付けもご相談ください。