2024年4月6日カテゴリー：最新情報, 成人式

成人式振袖古典模様辻が花の魅力

辻が花とは、着物の生地の一部を引き締めて模様を作り出す絞り染めの技法の一種です。辻が花は、室町時代後期から安土桃山時代にかけて、現代の着物の前身である「小袖」などを染める際によく用いられていました。

辻が花の魅力は、絞り染めによって表現されるその豪華かつ繊細な絵模様です。また、立体感を生むことに特化した絞りの技巧に、友禅技法が持つ自由な表現と複雑な絵柄表現をあわせた、良いとこ取りとも言える技法も辻が花の魅力と言えます。

辻が花が人気の理由

辻が花という柄は、独特の色合いや模様が特徴的で、他の柄とは異なる美しさがあるため、多くの人々に愛されています。色合いについては、振袖のデザインによって異なりますが、一般的には、赤、黄、緑、青、紫、茶色などの色が使われます。中でも赤い振袖の辻が花が人気で、金や銀の箔を使ったり、刺繍を施したりする振袖は豪勢でありヴィンテージやアンティークな印象も併せ持ちます。柄が多すぎずにシンプルにしたい方におすすめです。